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兵庫県尼崎市の太陽の子(ひかりのこ)保育園です!平和を守り、子どもたちの全面発達と働く婦人の権利保障のためにみんな手をつないでいきましょう。

by hikarinokohoikuen

負けるな!親も子も!

ひいらちゃん、昨日、保育園に来てくれていたのに、書き忘れててごめんね!!

ひいらちゃんは、ホットケーキミックスのカンパをしてくれました!

スカート姿がキュートでしたよ!

先日、お手紙もくれていたそうです(机の下にはさんであって私、気づかなかったんです~)

習いたての字でしっかり書いたお手紙でしたよ。タイムカプセルに入れとくよ~!!


今日は、昼にじんくんのお迎えについてきたたいちくんに会いました。

服が汚れていて、それがまた得意気だったりして‥!!自転車の後ろのアルミかご?の

ねじがとれた!と、いい手つきで修理していました。

「こどもクラブには行ってない~」と言っていました。


夕方にあっちゃんが園に来てくれました!

あっちゃんも、ちょっとホーム、しんどいな‥という感じです。

今週はお休みしていたそうです

園時代、宵っ張りNo.1だったのに、疲れて早寝しているそうです。

ちょっと、ほっそりしたような感じでした。

でも来週は、がんばって行くそうです。お母さんいわく「今、休みぐせがついたら

あとあとしんどいからがんばってもらわな」と。

ファイト!あっちゃん!!


こっちゃんも、今日も、さくらちゃんのお迎えについてきました。

こっちゃんが一番、私とよく会えている一年生かな!ほぼ毎日、です!

こっちゃん、まだ仲良しができないから、休み時間は机で「せんそうは あきません」と

平和太鼓を叩いているそうです。そうやって園を思い出しながらも、泣かないこっちゃんが

わたしはすごい!!と思います。


瓦宮の下野先生宅に届け物をした帰り、あーりに会いました。

ちょっと見ないうちに、あーりの足が細くなってる!?

しんどさのせいか、体重が2キロ減ったそうです!道理で足が細くなるわけだ‥

でも毎日、がんばって登校、ホームにも行っています。

かなちゃんのヘルパーさんには頼らず、しっかりしたものです。




いままで、暖かくて波もない小さなお池にいた、めだかちゃんたちのような子どもたちです。

いきなり、大海原に出ていって、そりゃあしんどいことも、緊張することも、たくさん

ある
と思います。

でもね、「誰でも最初は一年生」なんです。みーんな、一年生。

しんどいことも、ちょっとドキドキしたりすることも、寂しくなっちゃったりすることも

あってあたりまえ
!なんですよね。


今までのようには、いかない。でも、そのたびにメソメソしたままでいても、

前には進めないんです。それは子どもが一番、よーくわかっていることです。

太陽の子で育った子どもたちは、すんごい底力を持っているハズです。

その力を、大人が信じてやれるのか、どうか。

いま、試されている時だと思います



子どもがしんどいときに、「かわいそう」と一緒に泣くことが、子どもにとって本当に

必要なことでは、ない!
と思います。

しんどいだろう。つらいこともあるだろう。大きな海に一人で出ていった子どもが

心配でたまらないのも、親の本心だと思います。

わたしもそうでしたから。いや、今でも心配でたまらないです。

でも!!

いつまでも、親がそばにいて守ってやれるわけでは、ないんです。
学校に行く、ということは、親から離れて一人で歩きはじめる、ということなんです。

そのときのしんどさは、親から離れて自分で立ち、自分で自分の人生を切り開いていく

一歩のための、しんどさ、なんです。

そこで、親が一緒になってくじけてしまったら、ダメ!

「しっかりせい!」と、はねつけることはダメだけれども、「しんどいけど、大丈夫」と

励ましてあげてほしいと
思います。


どうか、太陽の子の集団の中で育ったこと、我が子の持てる力に絶対の自信を持って

少々のしんどさは、栄養になる
!と堂々と子どもを送り出してやってください。

茶話会のときにもお話しましたが、あの子たちは、少々のことでは、崩れない。

それくらいの力はしっかりつけて卒園させましたから(^^;


いま、子どもは必死で大きくなろうとがんばっている時です。

親も、親として、太陽の子や誰かさんに守ってもらわずに、一人でしっかり立つ!

その育児観を試されている時
だと思います。

子どもはめいっぱいがんばっていますから、だっこもいいし、甘えさせるのも必要。

でも、最後には「がんばって行っておいで!」と、ニモの映画のラストのお父さんの台詞のように(!)

子どもの力を信じてあげられる親になってください

泣いたり、めそめそしたり、ぐちぐち言ったりすることに、親がいちいち動揺していたら、

ますます子どもは揺れます!

そして、我が子を「かわいそう」などと思ったが最後、子どもは「親にかわいそうに思われる

ほんとにかわいそうな子」になってしまうわけです。


それは、「親に、自分の力を信じてもらえない!」ということなんですよ。

それほど、かわいそうなことは、ない!と
私は心底、思います。


さあ!久しぶりの「3枚だて 今日の保育」のような様相になってまいりましたが(!)

ここは、ひとつ!親力の見せ所、です。

教師も指導員も、人間ですから「あの先生、イマイチだな~‥」なときも、あります。でも!!

教師や指導員の質や環境が、ものすっごくその子の感情に影響するかってーと、

それは正解じゃありません。

子どもは、そんなにヤワじゃないです。自分自身の力で這い上がっていけることが

ほとんどです。とくに低学年は、そういう経験が大事。


しんどくなったら、卒園してもつながっていられる仲間がいるじゃないですか。

一緒に考えてくれる人がいるじゃないですか。


今、しんどさから逃げてばかりでは、この先も、ずーっと逃げることになります。


みんなと一緒に、考えて、乗り越えていける、本当の「親」に

みんなでなっていきましょう、ね!!


はい、おしまい。おやすみなさーい!
by hikarinokohoikuen | 2008-04-19 22:24 | Comments(0)