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兵庫県尼崎市の太陽の子(ひかりのこ)保育園です!平和を守り、子どもたちの全面発達と働く婦人の権利保障のためにみんな手をつないでいきましょう。

by hikarinokohoikuen

主張!

       朝からご機嫌ナナメだった2歳2か月のHくん。
        お気に入りのプラレールを出してもらって、トーマスの機関車で遊び、
        ニコニコ笑顔になったものの、無情にも
        「はい、おかたづけの時間でーす!」


        「2階に行って、リズムしようね~」

        「お相撲体操しようね~」という保育士の声に

        次々にお片付けをすすめるお友達の手前、

        自分もお片付けの袋のところまできたものの…


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          トーマスは後ろに隠しています(^o^;


           だって、だって、トーマスは僕のやもん。。。

           ここに入れたら、もう触ったらあかんもん。。。

           それに、ここに入れたら、すぐに違う子がとっていくかもしれん!

           でも、みんなとリズムも行きたいし。。。。



         お片付けの場に行きながらも、

         揺れる2歳児 Hくんの気持ちが見えるような1ショットです(^o^;



        Hくんはきっと自分で片付けに行くよね、と思って保育士は黙っていました。

        この後、しばらくしてHくん、

        しずかに自分からトーマスを袋の中に入れました。

        そして、ニッコニコの笑顔で「おしっこ行ってくる~!」

        みんなと一緒にトイレに駆けていき、2階のリズムあそびに参加。





               これは僕のだ!

               僕がしたいのだ!

               僕の気持ちが一番なのだ!




         そういう気持ちがいーっぱいに育っている2歳さん。

         ついつい、「やりにくいなあ!もう!」「なんやのんな!」って

         オトナはイライラしてしまうお年頃ですね。



         保育園では、保育士たちがみんなで連携して
         そんな子どもたちの一生懸命の思いを見守っています。
         自分の思いを出し切ったら
         気持ちをすうっと切り替えていけるようになります。


         「Hくんトーマス好きやもんなあ~」って
         Hくんの気持ちに寄り添って、Hくんの行動を待つサブ保育士。
         その様子を見て、リーダーの保育士はサブの保育士に
         「Hくん、待っとくね」と目くばせをして隣の部屋でほかの子たちといっしょに
         絵本などを読んで待っています。


保育士たちの無言の連携プレーがあってこそ、
「ジブンデ!」「ジブンガ!「ジブンノ!」という強い気持ちから
         別の前向きな気持ちに切り替えるまでの時間を十分に待ってあげられます。


         そのことが、Hくんの心の発達にとって大事なことなのだ、と
         保育士たち全員が理解し、「保育」しているからです。



              「保育」とは、こういう時間のことを言うのだ。

              「子守」や「託児」ではないのだ。





             そう思います。





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いま、国の子ども子育て支援の会議では

保育士不足を解消しようとして、准保育士制度を作ったり、

小規模な保育施設などでは無資格の人が保育をしたり、

ちょっとした研修を受ければ「保育ママ」なんていういい加減な資格を与えて

保育ができるようにする、などということが論議されているようです。



そこには

子どもの心と体の発達を科学的にとらえて

チームワークで全面発達を保障する専門職としての保育 という見方は

一切、ありません。


それで本当にいいのでしょうか。


子どもは単に預かってくれたらそれでいい、

保育なんて子守りといっしょだ、

ほんとにそうでしょうか。


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by hikarinokohoikuen | 2014-04-21 15:05 | アルタイン号ぐみ2歳児 | Comments(0)