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兵庫県尼崎市の太陽の子(ひかりのこ)保育園です!平和を守り、子どもたちの全面発達と働く婦人の権利保障のためにみんな手をつないでいきましょう。

by hikarinokohoikuen

「自分たちで考えて自分たちでつくる遊び」


ある日の4歳児+5歳児。

「ホールは体育あそび、うちゅうさんの部屋はままごと。

どっちを選んでもいいよ!自分で決めてね!

そして、どんなふうに作ってもいい!みんなが好きなように作って遊ぼう!」と提起しました。

「ええ!自分らでやっていいの!?」

目がキラキラリーン★★

さっそく、始動!

体育あそびチーム
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わっしょいわっしょい みんなでちからをあわせて物を持っていきます。
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重い跳び箱も銀河さんが手分けして運んで設置!
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??コートかけまでが登場です(^o^; ここをくぐるのだそうです。
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ここはジャンプ台。下でマットを敷いているのを今か今かと待っています。
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マットの敷き方にも各々のこだわりがあり、ああだこうだとトラブルになりながらも
「じゃ、こうしよう」「え、このほうがいい」「じゃあ、この方法は?」と
なんとか折り合えるところを模索しあっている4歳児さんたちです。
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ギャハハ、おしりがついちゃった。
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ケンカしているように見えるけど、相談なんです(^o^;
マットの道をどう伸ばしていくか、検討中の銀河さん。
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まだやってます、相談?協議?
ケンカにならないように、楽しい時間を無駄にしないように、
一生懸命、話し合いをすすめています。
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板が欲しいなと言う声に銀河さんが手を貸しています。
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みんなで斜面を作りました。
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こちらはままごとコーナーです。
(写真が少なくてゴメンナサイ)
女子たちがイソイソと洗濯物干しコーナーをつくり、お部屋を3つも作り、
それはそれは楽しそう!
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「これは私のキッチンよ」と言わんばかりに楽しんでいます。
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タスケテー 引っ張るぞー な遊びを銀河、宇宙、入り乱れて遊んではしゃいでいます。
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「自分たちで考えて、自分たちで作り上げ、広げていくあそび」は
一斉指導の保育では味わえない楽しみがあります。
さらに
「自分で考える」ことや「協力すること」や「折り合いをつけること」を学び、
空間を作り上げていくことで「すべりやすいから敷物がいるよ」とか
「危険回避」も学んでいきます。

保育士は場面、場面を見て「こんなやり方もあるけど」「これを使ってもいいよ」と
遊びが深まり、広がるような提案をしていきます。
ひとりひとりの姿をよく見て、今、この子はどんなことを考えているのかな、
どんなことを学んでいるのかな、と汲み取り、さまざまな仕掛けを考えていきます。

「知」「思慮」「集中」は、机の上でワークブックでお勉強することで
身に付くのではなく
こうした様々な年齢を超えた集団での取り組みで「血肉」となって育つのでは?

子どもたちのイキイキとした顔と
「自分たちにまかせてもらえている」という誇りに満ちた表情に
わたしたちは確信を持つのです。




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by hikarinokohoikuen | 2015-05-19 19:34 | 保育内容・大切にしていること | Comments(0)