「自分たちで考えて自分たちでつくる遊び」
2015年 05月 19日ある日の4歳児+5歳児。
「ホールは体育あそび、うちゅうさんの部屋はままごと。
どっちを選んでもいいよ!自分で決めてね!
そして、どんなふうに作ってもいい!みんなが好きなように作って遊ぼう!」と提起しました。
「ええ!自分らでやっていいの!?」
目がキラキラリーン★★
さっそく、始動!
体育あそびチーム
わっしょいわっしょい みんなでちからをあわせて物を持っていきます。
重い跳び箱も銀河さんが手分けして運んで設置!
??コートかけまでが登場です(^o^; ここをくぐるのだそうです。
ここはジャンプ台。下でマットを敷いているのを今か今かと待っています。
マットの敷き方にも各々のこだわりがあり、ああだこうだとトラブルになりながらも
「じゃ、こうしよう」「え、このほうがいい」「じゃあ、この方法は?」と
なんとか折り合えるところを模索しあっている4歳児さんたちです。
ギャハハ、おしりがついちゃった。
ケンカしているように見えるけど、相談なんです(^o^;
マットの道をどう伸ばしていくか、検討中の銀河さん。
まだやってます、相談?協議?
ケンカにならないように、楽しい時間を無駄にしないように、
一生懸命、話し合いをすすめています。
板が欲しいなと言う声に銀河さんが手を貸しています。
みんなで斜面を作りました。
こちらはままごとコーナーです。
(写真が少なくてゴメンナサイ)
女子たちがイソイソと洗濯物干しコーナーをつくり、お部屋を3つも作り、
それはそれは楽しそう!
「これは私のキッチンよ」と言わんばかりに楽しんでいます。
タスケテー 引っ張るぞー な遊びを銀河、宇宙、入り乱れて遊んではしゃいでいます。
「自分たちで考えて、自分たちで作り上げ、広げていくあそび」は
一斉指導の保育では味わえない楽しみがあります。
さらに
「自分で考える」ことや「協力すること」や「折り合いをつけること」を学び、
空間を作り上げていくことで「すべりやすいから敷物がいるよ」とか
「危険回避」も学んでいきます。
保育士は場面、場面を見て「こんなやり方もあるけど」「これを使ってもいいよ」と
遊びが深まり、広がるような提案をしていきます。
ひとりひとりの姿をよく見て、今、この子はどんなことを考えているのかな、
どんなことを学んでいるのかな、と汲み取り、さまざまな仕掛けを考えていきます。
「知」「思慮」「集中」は、机の上でワークブックでお勉強することで
身に付くのではなく
こうした様々な年齢を超えた集団での取り組みで「血肉」となって育つのでは?
子どもたちのイキイキとした顔と
「自分たちにまかせてもらえている」という誇りに満ちた表情に
わたしたちは確信を持つのです。
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by hikarinokohoikuen
| 2015-05-19 19:34
| 保育内容・大切にしていること
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